【落札率の計算方法】100%だと官製談合の疑いあり

落札率の計算方法、落札率が100%だと官製談合の疑いがある件についてまとめました。

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【はじめに】落札率とは

落札率とは、一般競争入札における「予定価格」と「落札価格」の比率です。

計算方法

落札率[%] = 落札価格 ÷ 予定価格 × 100

計算例

①予定価格:500万円
②落札価格:400万円

落札率・・・(400 / 500) * 100 = 80[%]

「予定価格」と「落札価格」の違い
予定価格 一般競争入札をする側(発注者=官公庁)の契約担当者が作成する落札の基準価格
落札価格 一般競争入札を実施し、実際に落札された価格(入札において複数の業者が価格を提示し、最も安かったもの)

落札率が高いほど、業者の利益率が高くなります。

【落札率100%】官製談合の疑いあり

落札率が100%ということは、契約担当者が作成した「予定価格」と業者の「落札価格」が全く同じということになります。
しかしながら、予定価格は業者に対して入札前に公開することは国の会計法令で禁じられています。

予算決算及び会計令

(予定価格の作成)
第七十九条  契約担当官等は、その競争入札に付する事項の価格(第九十一条第一項の競争にあつては交換しようとするそれぞれの財産の価格の差額とし、同条第二項の競争にあつては財務大臣の定めるものとする。以下次条第一項において同じ。)を当該事項に関する仕様書、設計書等によつて予定し、その予定価格を記載し、又は記録した書面をその内容が認知できない方法により、開札の際これを開札場所に置かなければならない。

つまり、落札率が100[%]ということは、「予定価格」が事前に業者に漏れている、つまり官製談合が疑われます。

ただし、予定価格の作成にあたっては、官公庁側が事前に参考見積もりを業者から取りよせたものを参考とします。
よって、落札価格と同じくらい低い額を記載した参考見積書を用いて予定価格を作成すると落札率100%になる可能性もあります。

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